気になる体重!体格指数(BMI)について知っておこう

こんにちは、マーキー(@ma_ky1)です。
今回は誰もが気になる体型に関する話題ですよ。
そう、体格指数の「BMI」です。

ビーエムアイ?それって何なの?

BMIは肥満度の指標です。身長と体重から計算できます。

 

BMIとは

BMIは「Body Mass Index(ボディーマスインデックス)」の略で、身長と体重から計算された肥満度を表す世界基準の指標で、体格指数の1つです。
健康診断でも標準的に取り入れられ、肥満と痩せの両方を数値により算出し、疾病による身体状況の把握や栄養状態を評価するために用いられています。

計算式

体重はw(kg)、身長はh (m)で表します。
単位は [kg/m2]となります。

体重を身長で2回割ればいいのね。簡単だわ。

単位に注意しましょう。センチ(㎝)ではなくメートル(m)です。

判定基準

A異常なし:18.5-24.9
C要経過観察:18.4以下, 25.0以上
人間ドック学会の基準


要経過観察だった場合など、数値に応じて肥満・痩せの傾向を評価します。

肥満度分類

BMI判定
<18.5低体重
18.5≦~<25普通体重
25≦~<30肥満(1 度)
30≦~<35肥満(2 度)
35≦~<40肥満(3 度)
40≦肥満(4 度)

引用:日本肥満学会

肥満には様々な生活習慣病のリスクが!

肥満と判定された場合、どんなリスクが考えられるでしょうか?

肥満による健康障害として下記が挙げられます。

疾患例

1) 糖尿病
2) 脂質異常症
3) 高血圧
4) 高尿酸血症・痛風
5) 心疾患
6) 脳血管疾患
7) 非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)
8) 月経異常・不妊
9) 呼吸器疾患
10)運動器疾患
11)腎疾患

どうでしょうか。
肥満であることが身体に及ぼす影響は多岐に渡ります。

肥満を改善せずに放置してしまうと、加齢とともに改善するために体力も気力、時間も無くなってきます。改善するには指摘された早期に取り組むことが望ましいでしょう。

肥満は「習慣」による結果です。食習慣や運動習慣を見直すことで健康診断の結果全体に良い影響が表れることが考えられます。

今後、具体的な改善方法について紹介できればと思います。

痩せ過ぎにもリスクがある!重度であれば命の危険も?!

痩せ過ぎは40代・50代から生活習慣病のリスクが目立つ肥満とは異なり、若い年代や女性に偏ってみられる傾向があります。

脂肪は身体の様々なサイクルに機能しており、
・ホルモン調整不良
・温度など外的環境の変化への対応能低下
・栄養素不足等での抵抗力減少
・月経不順、無排卵、無月経
・胃下垂

などが考えられるでしょう。

しかし、痩せにも程度と内容によっては問題が変わってきます。私が一番の問題と考えるのは、精神的問題から生じている痩せです。

痩せに至る経緯は人それぞれですが、痩せていることに魅力や安らぎを感じる人もいます。今は世界的にも痩せを美とする風潮を問題視されるようになりましたが、世間体を気にする時代は簡単には変えることは難しく、まだ体型が人の精神衛生に影響を与える要素になっていることは否定できません。

あまりにBMIが低くなれば、低栄養から全身の臓器に栄養を運ぶことができず衰弱して急死してしまう危険があります。

現代の多くは健康診断で肥満が問題視されがちですが、様々な年代での体格指数に注視していく必要があります。

BMIだけでなくいくつかの項目も確認しよう

BMIは身長と体重だけで算出されますが、注意したいのはアスリートなど特定の体型や習慣を維持している人では正しく機能しないことがあることです。

筋肉は脂肪よりも重いため、脂肪と同じ容積で比較すれば体重が増えます。
BMIは体重(kg)が分子とするため、筋肉質の人は同じ身長の肥満の人と同程度かそれ以上に肥満と判定されてしまうことがあります。

そのため、BMIを確認する時は脂肪の蓄積による影響かどうかを内臓脂肪の蓄積を評価する指標として「腹囲」も参考にしましょう。