腹囲でわかる!?メタボリックシンドロームの予兆

こんにちは、マーキー(@ma_ky1)です。
気になるお腹周り、今回は「腹囲」です。

そういえば、最近お腹が出てきたような、、、

運動や食事に気を付けないとメタボリックシンドロームに進行してしまうかも!

腹囲測定にはどんな意味がある?

腹囲は臍(へそ)の高さで計る腰回りの大きさ(㎝)を表します。
内臓脂肪の蓄積の目安とされ、メタボリックシンドロームを診断する指標のひとつとなっています。

基準値

A異常なし
男性:84.9以下 女性:89.9以下

C要経過観察
男性:85.0以上 女性:90.0以上

メタボリックシンドロームとは?

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪症候群とも呼びます。メタボリック(metabolic)は「代謝」、シンドローム(syndrome)は「症候群」を意味しています。

内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさることにより、心疾患や脳血管疾患などになりやすい病態です。
単に腹囲が大きいだけではメタボリックシンドロームにはあてはまりません。

2005年に日本内科学会などがメタボリックシンドロームの診断基準を定めています。

メタボリックシンドロームの診断基準を確認しよう

内臓脂肪の蓄積を必須条件とし、加えて「血圧」、「血糖」、「血清脂質」のうち2つ以上が基準値から外れている状態を指します。

必須項目
●腹囲(内臓脂肪蓄積)
男性≧ 85cm
女性≧90cm
(内臓脂肪面積 男女ともに≥100cm2に相当)

選択項目(3項目のうち2項目以上)


高トリグリセリド血症 ≥ 150mg/dL

かつ/または
低HDLコレステロール血症 < 40mg/dL


収縮期(最大)血圧 ≥ 130mmHg

かつ/または
拡張期(最小)血圧 ≥ 85mmHg


空腹時高血糖 ≥ 110mg/dL

*高トリグリセライド血症・低HDLコレステロール血症・高血圧・糖尿病に対する薬剤治療を受けている場合は、それぞれの項目に含める。

腹囲を測定してみよう!

腹囲はメジャーがあればどこでも誰でも測定できちゃいます。


①立位
②軽呼気時
③臍(へそ)の高さ

※脂肪蓄積が著明で臍が下方に偏位している場合は肋骨の下縁と前上腸骨棘(腰骨の出っ張り)の中点の高さで測定しましょう。

これなら簡単ね。メジャー1つでいつでも測れるわ。